契約書作成業務

行政書士の業務知識
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こんばんは

契約書作成業務をやりました。

ざっくりした作成手順です。

①お客様に以前の契約書があればお借りする。なければ、ひな型をネットや書籍で探す。

②お客様に、契約書に盛り込みたい事項を聞いてメールしてもらう。

③ワードで原案を作成してメールに添付してお客様に送りチェックしてもらう。
 その際、条文一つ一つに簡単な説明をつける。だいたい全部で20条項くらい。

④お客様とラインやメールで話合いながら、原案の完成度を上げていく。

⑤原案が完成したら、原案を契約の相手方に見せて合意をもらう。
 原案の契約の相手方への提示はお客様にやっていただく。

⑥契約の相手方の合意が得られたら、契約書をプリントアウトして、ホチキスで止めて、「袋とじタイプ」製本テープで製本する。

⑦契約書は2部作る。お客様と契約の相手方の分で2部。
 製本は「袋とじタイプ」の製本テープを使う。
 製本テープにかかるように職印を押印する。契約書の表と裏の両方。
 契約書の表紙は作るが、裏表紙は作らない。

⑧完成した2部の契約書をお客様のところに持っていき、署名、押印してもらう。
 契印は表だけにしてもらう。裏もしてもらってOK。表だけでもいい。
 契約書のどちらか1部に収入印紙も貼る。
 もう1部には、契約の相手方が収入印紙を貼る。
 収入印紙なくても契約は有効。
 しかし、収入印紙の不備が税務署に見つかると3倍の値段とられる。
 収入印紙に消印もする。消印忘れると罰金みたいなのとられる。
 消印は、どんなハンコでも押印しとけばOK。印紙が2度と使えなければよい。
 収入印紙の値段がわからなければ、国税庁に電話したり、国税庁のHPで調べる。
 収入印紙の値段が調べてもわからなければ、最寄りの税務署に契約書をファックスして印紙の値段を教えてもらえる。
 私はわからなかったので、税務署に契約書をファックスして教えてもらった。

⑨お客様に2部の契約書を契約の相手方に提示して署名押印をもらうようお願いする。
 契印も相手方にしてもらう。契約書の日付も入れてもらう。
 不備がないようにフセンを貼ってあげると良い。
 契約の相手方がすべきことをメモして渡してあげた。

⑩契約の相手方が署名押印するとき私は立ち会わなかった。

⑪契約の相手方が署名押印契印をした契約書の1部を返却してもらう。

以上で契約書業務は終了です。

↓この本が参考になりました。


↓契約書の袋とじの実演。参考になりました。

【業務用】らくらく袋とじ 契約書 行政書士杉井法務事務所
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