2月19日(水)午前10時~11時40分に清瀬市の清瀬けやきホールにて、「終活セミナーと無料相談会」を行いました。
参加人数は19名でした。
講師は、行政書士であり社会福祉士でもある野澤遼太先生に担当していただきました。
講義では、相続の基礎知識、老後認知症への備え、エンディングノート等についての70分程のご説明がありました。
そして参加者全員が「簡易終活診断シート」「チェックできるエンディングシート」を5分程で実際に書きました。
最後に質疑応答がありました。
参加者に書いていただいたアンケートには、「とても役に立った」「遺言を書いてみようと思った」といった高評価がたくさん書かれていました。
講義は、構成がしっかりしていて、スケジュールどおり、内容もわかりやすく、実際のワーク作業もあったため終活へ意識を高めることができる有意義なものでした。
質疑応答では参加者から活発に手があがり、講義に高い関心を持ったことがうかがわれました。
「遺言書の筆跡は本人のものであるとどのように判断するのか?」
「死後事務委任契約に実際にかかる費用や、費用を支払うタイミングはいつか?」
といった質問に野澤先生は的確に応答されていました。
特に印象に残っているのは、野澤先生が講義中におっしゃられていた「メメント・モリ」という言葉です。
「メメント・モリ」とは、ラテン語で「死を意識することで今を大切に生きることができる」という意味です。
終活とは、けっしてネガティブなものではなく、まさに「メメント・モリ」、今をより充実させるためのポジティブな活動です。
野澤遼太先生、終活を「メメント・モリ」と捉える大切さを教えていただき、また、すばらしい講義をしていただきありがとうございました。