12月19日(木)、東村山市出身の力士、羽出山(はつやま)関の講演会に行ってきました。
羽出山関は、1月の初場所から十両に昇進します。
力士は、幕下 → 十両 → 幕内の順に昇進します。
幕下から、十両に昇進することにより、力士は関取(せきとり)と呼ばれるようになります。
一人前の力士として扱われます。
十両に昇進したので、故郷に錦を飾るというわけです。
出身小学校、中学校で講演会を行いました。
10分ほどの挨拶。
30分ほどの質疑応答でした。
中学生たちは活発に質問していました。
中学生「いろんなスポーツあるなかで、なんで相撲取りになろうと思ったのですか?」
羽出山関「相撲の魅力にはまったからです。一瞬で勝負が決まる中でどれだけ力が出せるかという点が魅力です。」
中学生「相撲を続けられたモーチベーションはなんですか?」
羽出山関「相撲が好きだという点です。」
中学生「どれくらい食べれば羽出山関のように大きくなれますか?」
羽出山関「ちゃんこを大盛三杯、白いごはん大盛三杯食べれば大きくなれます。」
中学生「相撲やってきて大変だったことは?」
羽出山関「稽古が大変だった。だけどやめたいと思ったことはありません。」
中学生「相撲やってきて良かったことは?」
羽出山関「十両にあがれたこと。十両にあがることを目標としていました。」
中学生「緊張はしますか?」
羽出山関「緊張しません。練習をたくさんしているので強い気持ちで試合に臨めます。」
中学生「壁にぶつかったり挫折しそうな時どうしていましたか?」
羽出山関「強い気持ちを持って練習し続けることです。日頃の練習態度を見直します。」
中学生「一日白米をどれくらいたべますか?」
羽出山関「最低でも一食3合食べます。お相撲さんは一日2食なのです。夜食もいれると一升(1.5キロ)いくかいかないくらい。」
中学生「練習量はどれくらいですか?」
羽出山関「3時間くらいです。最初の1時間は基礎運動。四股、すり足。で体を温め、相撲を取る練習。最後にぶつかり稽古です。」
中学生「一か月の食費は?」
羽出山関「正確にはわかりません。集団生活をしている。玉ノ井部屋には18人の力士がいる。個人的に10万~15万くらい夜食で使います。」
中学生「ごはんに合うおかずはなんですか?」
羽出山関「玉ノ井部屋は、から揚げがおいしいです。から揚げです。」
中学生「ライオンは何分でたおせますか?」
羽出山関「戦ったことはないが、10分くらいでたおせるんじゃないでしょうか。」
中学生「月収はいくらですか?」
羽出山関「十両にあがるまでは2か月に一回15万。十両からは1か月80万もらえます。」
中学生「武勇伝はありますか?バスケ部ではどうでしたか?」
羽出山関「武勇伝はこれといってありません。中学の頃、75キロだった。バスケだと太いけど、相撲取りとしては細い。」
中学生「身長を伸ばすにはどうすればいいか。」
羽出山関「いっぱいごはんをたべてよく寝る。牛乳はあまり飲んでいません。」
羽出山関は、しっかりした口調で、わかりやすく答えていたのが印象的でした。
言葉から力強さを感じました。
今後が楽しみです。
握手してもらいました。
うれしかったです。
【福祉協力員会】東村山市出身の力士、羽出山関の講演会に行ってきた。
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