こんにちは、みずうみです。
申請取次業務(入管業務)の学習に役立つ本を紹介します。
よくわかる入管手続 第5版 佐野秀雄・佐野誠 著
入門書としてちょうどいいという評判の本です。 370ページです。 第一編、入管法を知るための基礎知識 第二編、申請手続きの基礎知識 第三編、在留資格ごとの基準と必要書類 第四編、帰化申請 第五編、入管手続きの相談事例Q&A で構成されています。 特に印象に残ったのは、第五編の入管手続きの相談事例Q&Aです。 113個の具体的な事例を通して入管手続きを学べました。 ケースメソッドとと言うのでしょうか。 理解が深まりました。
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実務家のための100の実践事例で分かる入管手続き 濵川恭一・長谷部啓介 著
本書に記載されている入管の事例100個を通じて実務を学ぶことができます。 偽装結婚、偽装難民等、日本の法律を尊重しない外国人の存在。 それらと戦う入国審査官の厳しさなど、臨場感あふれる入国審査の現実が記載されています。 全部で195ページです。 第一章 総則 第二章 身分系在留資格ー難事例の解説と対策(事例36個) 第三章 就労系在留資格ー難事例の解説と対策(事例64個) 最四章 在留資格制度の最新動向 それぞれの事例に「ポイント解説」という項目がありポイントが説明されています。 うまく在留資格をとれなかった事例、再審査により在留資格が得られた事例など うまくいかなかった事例についても記載されています。 印象に残った言葉は、法務省入国管理局のキャッチコピー「ルールを守って国際化」です。 外国人は各在留資格に応じた活動をしようということです。
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