ざっくり8士業の業務イメージ

行政書士の業務知識
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8士業といえば、弁護士、司法書士、行政書士、土地国調査士、弁理士、海事代理士、税理士、社会保険労務士。これら全部職務上請求書を使って戸籍や住民票の写しをとれる人たち。

弁護士とは

ざっくりいえば、法律トラブルの専門家。警察に逮捕された時に頼む。裁判沙汰になった時に頼む。民事事件では弁護士なしでも裁判してもOK。人数は4万1000人くらい(2019)。

トラブルが紛争に発展した時には弁護士に頼む。

根拠法:弁護士法

司法書士とは

ざっくりいえば、会社つくるとき登記してくれる人。人数は2万3000人くらい(2020)。

法人を作る時の登記は司法書士の独占業務。

根拠法:司法書士法

行政書士とは

ざっくりいえば、行政手続きの代行をしてくれる人。人数は5万人くらい(2020)。

複雑な行政手続きは行政書士を使う。建設業許可の申請とかが代表的。

根拠法:行政書士法

税理士とは

ざっくりいえば、税金の専門家。人数は7万8000人くらい(2020)。

税理士の試験は科目合格制をとっており、決められた科目のうち5科目で合格点をとればいい。たとえば、毎年1科目ずつ合格して5年かけてとる作戦も可能。

税理士と公認会計士の違いは、税理士の独占業務は「税務代理」「税務相談」「税務書類の作成」であるのに対し、公認会計士の独占業務は上場企業の財務諸表が正しいかチェックすること、すなわち「監査」である。

一般的に税金に関しては、公認会計士より税理士の方がくわしい。

公認会計士は経営コンサルタント的な仕事。

根拠法:税理士法

社会保険労務士とは

ざっくりいえば、年金、労働社会保険の専門家。人数は4万人くらい(2017)。

根拠法:社会保険労務士法

弁理士とは

ざっくりいえば、特許の専門家。人数は1万人くらい(2013)。

根拠法:弁理士法

土地家屋調査士とは

ざっくりいえば、土地の測量をしてくれる人。人数は1万8000人くらい(2015)。

根拠法:土地家屋調査士法

海事代理士とは

ざっくりいえば、小型船舶免許の更新とかしてくれる人。人数は376人くらい(2018)←一般社団法人日本海事代理士会の会員数。少ない。こんなものなのだろうか。海の行政書士、海の司法書士って言われいる。

根拠法:海事代理士法

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